古代ローマ時代には既に建築装飾として存在していたイタリア漆喰。そのイタリア漆喰はヴェネツィアが繁栄した15〜16世紀にマルモリーノと呼ばれて大変人気がありました。大理石(イタリア語でマルモ)を微粉末にして添加したことから、このように呼ばれたのです。
品質を安定させる為、長期間寝かせたペースト状の石灰、粉末大理石水など昔と変わらず自然素材を原料としており、その仕上がりは石壁を思わせる重厚感と冷たい感触、平滑ながらも微妙なコテ斑で光の陰影を映し出し、細かい砂粒と共に上品な表情を作ります。マルモリーノはイタリアの歴史に育まれた左官材です。









